ダンス各種目の特徴‼


種目による特色をどんな風に表現するかはとてもとても難しいです。
今のところの理解の範囲で私なりの拙い解釈ですけど、気を付けているところを列記してみます
参考程度に‼


S・Lに共通すること・自分で大事にしていること

1.体幹の引き上げ。
2.移動時は2軸を交互にしっかり意識軸は足裏から鎖骨までとおす意識で。
3.フットワークをしっかり使い、特に中間の体重移動もていねいに 。
 何となく着かないで脚部からボディを使い続けます。しかも交互に。
4.パワフルに思い切って振り切った身体各部の表現ができれば最高です。
 その結果リズムもできてきます。
 お芝居でもはっきり遠くからでも分かるのが良いとされます。
 中途半端で自己満足的な動作は見ていても楽しくはありません。
5.肩甲骨の引き下げと、みぞおちの引き上げをかなり意識しています。結果ボディも使えます。
6.身体の中心の意識は出来るだけパートナーに向けるようにしています(ボディコンタクト)。
7.肘から先は力を抜くようにします。ダラーンではなくて意識は通すけど。
8.パートナーを変えようと思うと上手く行きません。自分の至らなさもあります。
 自分を変えて行くと良いです…自分の経験からです(特に重要)。


スタンダード

1.首から背中のラインは気を付けています。世界の最近の潮流はかなりのものです。
 特にロア-の時や移動時の首のテンションが緩みがちですが、緩むところは膝など下半身だけです。
2.背中のシェイプを表現する(踊る)ようにしていますが、胸を締める(落とす)と楽になります。
3.腰をしっかり締めます。特に後退時に抜けないように‼(これは多くの方が甘いです)
4.スイングダンス系はスイング感や音の間(タメ)を意識しますので、脚力の強化も必要です。
 ロアーはしっかり使いたいです。
5.ホールドのリードではなく、ボディリードを心がけています。

ワルツ

1.3~1のロアー時のタメや踏み込みの強さを意識しています。
2.2〜3のライズは爪先から百会まで、スウェイを使って目一杯のテンションを保持するように心がけています。
3.下からすくうようにして、3拍子のスイング感を大切にしたいです。

タンゴ

1.スイングダンスと異なる表現になります。あたかもスイングダンスが高級車のサスペンションとしたら、タンゴはスポーツカー又F1カーのような加速と減速、鋭いコーナリングのイメージでできたらいいなと思っています。
2.基本的にぴょこぴょこ浮き上がらないように。
3.下半身を柔らかく使い、足裏もあたかもラジアルタイヤのように床を掴みます。
 特にタンゴは足幅横方向のフットワークもしっかり使いたいです。
4.タンゴは特にホールドを締めて相手を抱え込む傾向があるので注意です。
5.ボディは相当使います。ラテンで体得している方は有利かも・・。

スローフォックストロット

1. 1の音は移動ではなくタメに使うと良く、2の音で動く感じで。
2. 3の音ではしっかりウエイトを通過させる。この時胸・鎖骨まで通過の意識。
3.ライズでは上がり過ぎないこと、すり足ぎみで。

クイックステップ

1.スイングダンスの基本通り、姿勢・ホールドを崩さない。
2.勢いが大事だがピョンピョン跳ねない。脚部の柔軟さは大切。
3.ノリが一番かなー。

ヴェニーズワルツ

1.テンポが速いからといって流れないで・・確かな送りが大事かと・・。
2.速いだけにボディコンタクトがないと一体感が見えない。
3.やはり背中の表情を見せてゆくのが大事。


ラテンアメリカン


1.割と多いのが男子が動かないで女子に動け!というリードです。私も反省です。
 意識をかえて男子が目一杯しっかり動いてみてください。
 競技ですとジャッジからはっきり動きが見えると目にとまります。
2.ボディを強く使うことに尽きると思います。ヒップロールだけではありません。
3.更に胸部肋骨から肩甲骨までとにかく使いましょう。(最初は辛くても(笑))
4.”&”カウントを使ってクリアに。
5.どうしても下向きになりがちです。みぞおちを引き上げて起こすようにしています。
 第7頸椎付近にもポイントがあるように思います。
6.内面(インナーマッスル)から使うことを意識しています。
7.男らしい強いシェイプ(女子は女らしく柔軟な表現)は欲しいところです。
8.とにかくエネルギーを見せることだと思います。


サンバ

1. ボディが波打つようなアクションに特徴があります。
 前後にも左右にも使えたらよいなーと思います。
2.サンバといえばバウンスアクションですが、強くボディで吸収して頭部のブレはないようにしたいです。


チャチャチャ

1.何と言っても「切れ」ではないでしょうか?ボディを目一杯使いたいです。
 特に「1」の音のタメ(&カウント)は必要ですが、アクションは継続するようにしています。
 膝はしっかり踏んで伸ばさないと(ニーバック)弱く見えます。
2.フリーアームの肘から先のコンパクトな切れも効果的です。

ルンバ

1.ルンバだけではないですが、競技では動きを大きめ(足だけでなくボディも)にすることを意識しています。
2.ニーバックをしっかり使うことで、脚部の強さや長さを表現したいです。
3.フリーアームの表現、特に肩甲骨さらにはボディから使う意識を心がけています。
4.アイコンタクトがなかなかできません。自分の世界に入ってしまうので反省です。
5.ボディのコンプレッション最大限を意識しています。(高齢者にはキツイですが)

パソドブレ

1.これは腰を入れて胸を張って行進するように。
 マタドールのように雄々しく真っすぐにして余計なことはしない方が良いと思います。
2.あくまで猛牛に真剣に対するような気合の入った表現をしてください。
3.私の場合は練習しない割には皆さんに好評なのが不思議です。
 パートナーのお蔭かもしれません。

ジャイブ

1.ヤンキーな感じで遊ぶ表現が出来ればよいのですが・・??
2.パワーを出して元気に…。 高齢者には余裕ないです(笑)。


社交ダンスのあれこれ!
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